手相には経済的な状況も適格にあらわれます。
では、経済的に裕福な人物の手相とはどのようなものなのでしょうか?
今回は、著名な経済人にあるといわれる覇王線(はおうせん)をはじめ、5つのパターンについて見ていきたいと思います。
目次
金運の傾向の見方
金運は、ご本人の経済的なセンスや仕事とのかかわり方・才能で左右されることが多いものです。
その傾向は、運命線や太陽線(金運線)・財運線にあらわれます。
運命線は、生命線・感情線・頭脳線とともに、手相の4大基本線です。
手のひらの下の部分から、中指の付け根の土星丘に向かって上向きに伸びているものですね。
お金との関係では、仕事とのかかわりかたや精神状態・考え方などをみることができます。
運命線があっても島マークや障害線などがある場合は、この先問題が発生し金銭トラブルなどに巻き込まれる可能性も考えられます。
つまり、金運では特に運命線がしっかりしていることが大切。
それに加えて、幸運をあらわすマークがあるとより良いですね。
運命線がない場合や、薄かったり短い場合もありますが、社会環境の変化で現れることもあります。
心身のバランスや精神の緊張度・不安や生活態度などで変化しやすい線です。
日々の努力があらわれる線とも言えますね。
1.億万長者の手相、覇王線(はおうせん)
最強の金運線といえば、やはり億万長者の手相と言われる覇王線(はおうせん)。
覇王線(はおうせん)は三奇紋(さんきもん)とも呼ばれ、著名な経済人の手に共通すると言われる手相でとても珍しい手相です。
経営の神様といいわれるパナソニックの創始者、松下幸之助さんの手相が覇王線だったことは、とても有名ですね。
パナソニックを一代で築き上げた経営者であり、PHP研究所の設立や政治家の育成のための松下政経塾をたちあげるなどにも尽力されました。
そんな覇王線は、運命線と太陽線と財運線の3本の線が、手のひらにある火星平原の下部分で一か所に集まり、まるで熊手(クマデ)のような形になっています。
覇王線になる条件は、運命線・太陽線・財運線がしっかりとしていて長いこと。
まず運命線は、途中で途切たり障害線や島マークなどがなくきれいな状態であることが大切です。
きれいな状態の運命線は、仕事の成功を意味し経済的にも恵まれることを暗示しています。
次に薬指の下の太陽丘から伸びる太陽線の長さは、感情線くらいまでが普通ですが、感情線を越えて長く伸びていると、人並外れた才能やセンス・経済的な感覚があることをあらわしています。
太陽線は長さに比例して、その能力が高くなります。
最後に、薬指の下の水星丘から手のひらに向かって伸びる財運線がある人は、財産をため込む能力が優れていることをあらわしています。
そして、太陽線と同じように財運線が長いほどその能力は高くなります。
3本の線の一つ一つをとっても素晴らしいものですね。
この手相を持つ人は、心身ともに健康で充実した仕事運に加えて、金運を生む手段や能力と、それで得たものを財産としてため込む財運力を持っているということなんです。
太陽線だけでも、財運線だけでも成しえない成功が得られるのが覇王線ということですね。
もう少しで覇王線の手相
こちらの手相の場合でも、平均的な運命線や太陽線・財運線よりもはるかに長く素晴らしいですね。
この手相の人は、もう少しで覇王線なので、これまでとおりの努力を続けながら、手相の線を少し書き足してみるといいですね。
2.千金紋(成りあがり線)
千金紋は、生命線の起点のあたりから、中指の下の土星丘に向かって弧を描くように伸びる線です。
別名『成り上がり線』とか『人生投げたらあきま線』と呼ばれるもので、とても珍しい手相。
先天的に持って生まれたものでなく、努力の末に後天的にあらわれるものです。
生命線の上から出る線なので、努力線の一種という見方や土星丘に向かう線なので、運命線の変形という見方もあります。
もしも今どん底の状態でも、ゼロからでも這い上がることができ、一気にお金持ちになる可能性を秘めている線で、この手相を持つ人は素晴らしい幸運に恵まれるでしょう。
その幸運は、一攫千金のように「宝くじが当たる」ような予想外の財運でなく、独自のアイデアを編み出したり、人との出会いや努力の末に大きな財運を手に入れるというもの。
なので、ゼロまたはマイナスの状態から一気に大成功者になるという大吉相です。
運命線や努力線の一種なので、努力を重ねるうちにしっかりした千金紋があらわれていくのです。
諦めないで自分の才能や可能性を信じて行動することが大切ですね。
3.長い財運線の手相
財運線は小指の付け根の水星丘から下に向かって伸びる線です。
しっかりした線がない場合も多く、一般的には感情線くらいまでですが、それを超えて手のひらの下部分まで長く伸びていると大吉相になります。
財運線は、その人の人並外れた才能や経済的なセンスなどをあらわしており、長さに比例してその能力が高いとみることができます。
財運線が長くハッキリしていると、将来的に大きな財を成す可能性があります。
太陽線はお金を生み出す力で、財運線はそれを蓄え増やす能力なので、2つの線がそろっているこ方がより将来は安泰といえますね。
はっきりした財運線がないという人が多いですが、年を重ねるごとに現れてくる傾向があるので努力を重ねましょう。
4.宝くじなど予想外のお金が入る可能性のある手相
一攫千金で宝くじに夢を託す人も多いですね。
そんなときに手相につぎのようなマークがあらわれると、予想外のお金が入る可能性があります。
2つのパターンを見ていきますね。
①はっきりした太陽線+スターマークのある手相
薬指の下の太陽線が感情選をこえていたり、しっかりしていて第二火星丘にスター(星)マークが出ている場合は、予期しない幸運が起こる可能性をあらわしています。
スター(星)マークは、2~3しゅうかんで消えてしまう期間限定の幸運マークなので、見逃さないように時々チェックするといいですね。
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②木星丘にスターマークやフィッシュがある手相
①のパターンよりもさらに強力なのは、人差し指の下の木星丘に魚の形のフィッシュマーク(魚紋)やスターマークが表れた場合です。
宝くじが当たったり、お金を拾うなどする可能性がより高くなります。
どちらのパターンの場合も、「夢」の中にヒントがあるかもしれないので、夢にあらわれた場所や数字や人物との会話に注目してみましょう。
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5.遺産線
親指の付け根の金星丘は家族や身内をあらわしており、運命線の起点が金星丘から出ている人は、親の庇護のもと経済的にも精神的な恩恵をうけて暮らしてきたタイプです。
それに加えて薬指の下の太陽丘からしっかりと長い太陽線があると、親御さんの遺産を受け継いだり、金銭面で親や家から守られていることをあらわしています。
家庭が豊かなので、小さいころからお金で苦労したことがなく、素直で憎めない人が多いようです。
このタイプの人の場合は、親から受け継いだ遺産を生かせるように早くから考えておきましょう。
まとめ
お金持ちに多い手相の5つのパターンについてみてきました。
いかがだったでしょうか?
しっかりした運命線や太陽線・財運線など、どれか一つでもあると、嬉しいですね。
今回も最後までお読みいただきありがとうございました。